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モズライトのアンプ - くろまて

2017/04/06 (Thu) 23:24:01

あぷさん、ご無沙汰しております。

先日、エフェクターブックという雑誌の35号を
読んでおりますと気になる記事を発見しましたので
書かせていただきます。
この号はエフェクターブックというタイトルに
そぐわない、ハワードダンブルアンプについての
特集号です。エフェクターではダンブルの音は出ない
との記述もあるくらいです。
大変珍しいそうですが、ダンブル氏本人への
インタビューの転載もありました。
その中に、ダンブル氏の経歴の中にモズライトの
アンプを11台製作したという記述がありました。
はっきりと時期は特定しておりませんが
65-68年の間であると読み取れます。

私事ですが、昨年ダンブルのクローンを手に
入れまして、現在最も入れ込んでいるもので
とても、気になってしまいました。
本物のダンブルには触れたことがありません。
しかしクローンでも十分に素晴らしいものです。
本物はクローンでは全く及ばない素晴らしさが
あるのだと聞きます。上記の雑誌にも同様の
記述があり。興味が尽きません。

バーストと並び、手にすることは不可能に近いもの
ですが機会があればモズライトブランドのダンブル。
触れてみたいものですね。

Re: モズライトのアンプ - あぷ

2017/04/20 (Thu) 11:22:19

くろまてさん、ご投稿ありがとうございます。
ベース専用アンプが市販される以前は国内外ともに同じアンプで鳴らしている時代がありました。たしかThe Ventures が販売主導をしていたAward Ampもそうだったと思います。くろまてさんのご経験通り、音の出口となるスピーカーの口径は大きいほうが低音のためには都合が良く、それを理想的に駆動するにはそれなりの増幅回路が必要でした。結果としてベース専用アンプが登場したわけで、決してベース以外の楽器をそれに入力してはいけないということではないのです。

とくにチューンしたH60Cであれば、低音弦の鳴りはチープなベース以上に音圧を感じることができると思います。

現在大規模コンサートではステージ上の楽器はドラムスや生ピアノ以外はほぼラインでPA卓に送られてPAスピーカーから出力されるようになりましたが、当時はステージ上のアンプ自体がPAも兼ねていました。ですので本来はもっと特性が良いはずの楽器なのにチープなサウンド寄りの音がリファレンスになっているのだと思います。

個人的にはスピーカーキャビネットにPA用スピーカーを使用していた時期があります。1970年代にスタンリークラークがジェフベックと来日した時に彼のサウンドシステムが現在のPAシステムと同じコンセプトだったことに影響を受けたためです。搬出入やセッティングが大変でしたけれども。

Re: モズライトのアンプ - くろまて

2017/04/20 (Thu) 00:18:24

あぷさん、ありがとうございます。
11台しか無いアンプです。おまけにほぼ50年前
のことですから写真もあきらめていました。
ご紹介の写真、とてもそれらしいですね。
貴重な写真をご紹介いただき、ありがとうございます。

ダンブルのクローンは、マレーシアのセリアトーン製
なのですが、どのギターで使ってもとても良いです。
ただ、スピーカーによって大きく音が変わります。
当たり前ですが。
私の60Cには、JBL D130をベース用のでかいキャビ
に入れたやつが一番よかったです。
一度この組み合わせを体験したらハマってしまいました。
耐入力はあまりありませんが、低音の表現力が
とても豊かな感じがします。ヌケも充分です。

思わぬところでダンブルとモズライトがつながり、
喜んで書き込みをいたしました次第です。

Re: モズライトのアンプ - あぷ

2017/04/17 (Mon) 10:09:58

くろまてさん、こんにちは。
繁忙期は過ぎたものの、何かと時間を取られてしまってこちらの更新も滞ってすみません。

ダンブルアンプですか。私も過去に詳細を調べたことがありますので、知っている範囲内でご説明させていただきます。

ダンブルアンプは基本的にFenderのベースアンプを元にチューンされたギターアンプです。ベースアンプが持つさまざまな余裕が伝説的なサウンドの秘密になっています。

当時のオーナーのインタビュー記事を総合すると内部は回路をリバースエンジニアリングされないようにブラックボックスになっていたようで、現在クローンといわれる製品がそのものなのかは誰もわかりません。

ですがダンブル本人のインタビュー記事のなかにベースアンプの余裕を活かして少しずつ歪ませるチューンを施した旨の記述があったと記憶しているので、独特なサウンドはそうした工夫から得られていたのだと予想されます。

モズライトとダンブルアンプですが、これはセミーモズレー氏の海外雑誌でのインタビュー記事に記述があったかと思います。当時はまだ学生だったか、とにかくまだ大人になっていないダンブル氏が作ったアンプをセミーモズレー氏が気に入って一定数を注文しています。

ですが現在知られているモズライトアンプとはまったくの別物で海外のモズライト情報サイトでさえ、それを所有しているという人はいないようです。ですが、これではないかという画像は下記リンクにあります。

http://s419.photobucket.com/user/JNSLOBAUGH/library/MOSRITE%20TUBE%20HEAD?sort=6&page=1

現在そのコンセプトを手軽に再現するのであれば、ベースアンプを使って少しずつ歪ませた音を鳴らして美味しいところを探してみる方法が一番近いといえるのではないでしょうか。

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