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ファズブレンダーのポップノイズに関して - あぷ

2018/07/20 (Fri) 12:27:57

先行で入荷した12台のFuzz blenderはまもなく予約された方にすべて発送されます。次回入荷は今月末を予定していて、入荷次第、予約順番にそって発送を進めていきます。こちらで確保した分で引き当てのない台数が15台ほどありますので、関心のある方は早めのご注文をおすすめします。完売になった時からプレミア化は必至です。次回入荷分では個人的に1台購入させていただきます。こんなチャンス二度とありませんからね。自分でいうのも変なのですが。

さてすでに納品されてライブで使用された方々から、エフェクト切り替え時のポップノイズに関して問い合わせをいただきました。私も気がついていたましたが、これは不具合なのかどうかの判断がつきかねていました。

オーナーの方々も、これはそういうものという認識でおられるため、しばらく悩んでいましたが、内部回路を修正して開発者から改善許可が出れば対処しようと現在動いています。

そんな中、現在来日して精力的にライブツアーを行っているベンチャーズはこのFuzz Blenderをどのように使用しているのか興味があったので、ボブさんに質問したところ、有意義な返事をもらいました。このスレッドで紹介していこうと思います。

イアンのアンプセッティング - あぷ

2018/07/30 (Mon) 14:20:28

戸塚さん、こんにちは。

アメリカ国内ツアーの写真を見ると、イアンはJC120を使っていますね。ボブさんも時にJC120を使用しています。ドンさんはかつてはそのようでしたが、最後のほうはシグネチャーモデルのCANOPUSを使っていましたね。

ドンさんのトレードマークだったリバーブサウンドは今回あまりフィーチャーされませんが、今後はどうなるのでしょうね。

JCとジャズマスターというのは、伝説や云い伝えに近い表現で相性が語られることがあります。電気的に言えばそれはただの入力インピーダンスの話なだけなのですが。

フェンダーの真空管アンプは初期のテレキャスターやストラトをターゲットに設計されたものだと解釈しています。以降のモデルに関しては、電気的なマッチングが考慮されたものではないと思っています。

そのあたりが故レオフェンダーの不思議なところというか、なぜそういうことをしたのだろうと疑問に思う部分です。実際ジャズマスターあたりの頃は、プロトタイプで消滅したモデルがいくつもあり、かなり紆余曲折していたというのは想像できます。

話を戻して仮にイアンがドンさんリスペクトでフロントオンリーを踏襲しているのだとすると、ツインリバーブのあのセッティングではミッドローが出過ぎてうるさくなってしまいます。

ツアー中にさらなる調整のチャンスがあった場合は本人にその辺を確認してツインリバーブでもクリアなカッティングができるように調整したいと思います。

写真はイアンとルークのギターとアンプです。ルークもギターはジャズマスターです。ベースはプレベとジャズべで違っていました。

イアンのアンプセッティング - 戸塚

2018/07/29 (Sun) 18:04:58

あぷさん こんにちは。

イアンさんのアンプセッティングの写真をありがとうございました。

少し雑談となる事をお許しください。

イアンさんにも、ドンさんにも訊いてみたかったことがあります。
それは、私がドンさんのプレイを見て感じた事は、コードを刻む時にはフロントピックアップを使用してJC-120で鳴らし・・・
テケテケ・サウンドの時にはセンターポジションにしてアンペグのアンプで鳴らしていた・・・
と、そのように思っていましたから、今回、イアンさんのプレイを見てフロントでのコードを刻むのは、ドンさんを意識してなのかと思っていました。

コードを刻むにしても、テケテケサウンドをするにしても、リアピックアップを使用した方が明るいトーンで良いと思うのですが、フロントでのコード弾き、センターでのテケテケサウンドとする理由が知りたかったです。

イアンのアンプセッティング - あぷ

2018/07/28 (Sat) 16:55:00

イアンのツインリバーブのセッティングです。今回のツアーでギターに関してはリズムギターに専念しているイアンです。親子競演ならではのユニゾンや積極的なリフが聴けるかと思いましたが、今回は控えめにということなのでしょう。ボブさんも初期のベンチャーズを意識したプレイになっていますからね。

リズムギターだから...というのもあるのでしょうが、ステージの彼を見るかぎり、ほとんどフロントピックアップで弾いているようです。ジャズマスターでもホールマークでも変わりません。ホールマークH65Cは私のチューンが入っていて、フロントピックアップのみでも音の芯がぼやけないようにフィルターを入れてあるので、彼にとっては結果的に弾きやすいセッティングになっているはずです。

彼のエフェクターボードにもファズブレンダーはありましたが、今回彼の姿勢からすると出番はないようです。初めてのリズムギター参加とはいえ、もう少し積極的になってもいいと思いますが。

ツインリバーブのセッティングはフロントピックアップでリズムを刻むことからトレブルが高めのセッティングになっています。本来ならスイッチはセンターにした方がホールマークギターに関してはもっと良いサウンドになるはずなので試してもらいたいですね。

ルークのエフェクターボード - あぷ

2018/07/26 (Thu) 18:39:52

ベース担当のルークのエフェクターボードです。ベース担当ではありますが、曲によってイアンとギターとベースを交代しています。おそらく本来二人ともギタリストなのでしょう。ギターを弾く時は二人ともツインリバーブを使用しています。そこは非常に共感できるところです。

さてルークのボードですが、上段がギター用、下段がベース用になっていると思われます。ここでもファズブレンダーがセッティングされています。ツマミの設定はボブさんとそれほど変わりませんが、レベルがかなり高いです。たしかにボブさんはいつファズブレンダーを使っているのか使用曲を知らなければ気がつかないですが、ルークの場合はすぐわかりました。

こうしてみると今回はメンバー全員エフェクターを多用していることがわかります。わたしはベンチャーズはエフェクターはあまり使わないというのが固定観念になっているので、少し異様な光景に見えましたがこれも時代なのかもしれませんね。

またわたしのように、時間が経つと余計なエフェクターはどんどん削りおとされていくのかもしれません。

ボブさんのアンプセッティング - あぷ

2018/07/25 (Wed) 12:38:03

リハーサル終了後にステージに上がらせていただき、メンバーのセッティングを見させてもらいました。ファズブレンダーは2曲で使用されていますが、アンプ側のセッティングはどうなっているのだろうと見てみました。

イアンとルークは新旧それぞれのツインリバーブを使っているのに対し、ボブさんはセパレートタイプのバンドマスターを使用していました。SAMSONのワイヤレスを使っていました。

ワイヤレスに関しては現在でも賛否両論あります。以前のような音質劣化や電波の途切れといったトラブルは目立たなくなったようですが、少なくともベンチャーズサウンドに関して言えば、意図せぬ音質変化がゼロではない以上、使わないほうがいいような気が私はします。

さて本題に戻ってアンプセッティングは極めてフラットのようです。ファズブレンダーのセッティングでもそうですが、ギター本来の音をまったく無視してまでサウンドメイキングをするギタリストではないということがよくわかります。

まとめるとボブさんのギターサウンドは以下のような流れで客席に伝わるということになります。

ギター>ワイヤレス受信機>エフェクターボード>ギターアンプ>ダイレクトボックス>PAミキサー>PAパワーアンプ>PAスピーカー

こうしてみると結構たくさん通るところがあるかなという印象を受けます。以前のようにギター>アンプと比較すればの話ですが。

ボブさんのエフェクターボード - あぷ

2018/07/24 (Tue) 18:27:18

すでにベンチャーズのコンサートに行かれた方なら、このエフェクターボードをみるとサウンドメイキングがどのように行われていたかご理解いただけると思います。

ステージ上での撮影ですので、どうしてもスポットライトで白トビしてしまっている部分がありますがご容赦ください。

まず目を引くのが件のファズブレンダーです。ツマミの位置は左から7-1-4あたりになっています。本当に少しだけファズサウンドをミックスしているだけというのがわかります。

他のオーナーの方々もおおよそツマミは5あたりということでしたから、ボブさん的にはブレンドを控えめに設定するのがミソのようですね。

興味深いのがファズブレンダーの後にダイナコンプを入れていることです。控えめに入れたファズをコンプレッサーでさらにならしているようです。昔風にいえばファズ&サスティナーを再現しているようです。

その間にt.c.electronicのチューナーがあります。ボブさんの話によれば、時々発生するファズブレンダーの切り替えノイズを防ぐためにエフェクトオンにする際にはチューナーをオンにしてダイナコンプへの信号をミュートさせているのだそうです。これならポップノイズを心配する必要がありません。

上段はいわゆるファズブレンダーのためのサイドチェーンで使用しないときは下段のBOSS NS-2でサイドチェーンごとバイパスしています。NS-2はノイズサプレッサーの機能もあるので、TCのチューナーでミュートしなくても切り替えノイズはほとんど気にならないとのことでした。

その下段は空間系エフェクトのラインになります。

最近購入したと話をしていたBOSSのトレモロTR-2とMXRのPHASE90、そしてBOSSのデジタルディレイDD-7が接続されています。デジタルディレイを効かせていたかどうかは本人に聞いてみないといけませんが、ほとんどなかったような気がします。逆にトレモロやフェイズシフターは随所でスパイス的に使用されていました。

私も昔は20Uのエフェクターラックを使っていたエフェクター派でしたが、現在はアンプダイレクトを信条としています。これだけの数でも「ずいぶんたくさんつなげているな」と思ってしまいます。

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